結婚式のドラジェ

結婚式のときに、新郎新婦から結婚式にきてくれたゲストに配られるお菓子にドラジェがあります。

ドラジェとはイタリアではじまった、アーモンドをシュガーペイストでくるんだお菓子です。

新郎新婦からゲストへ感謝をこめて幸せのおすそ分けのお菓子を贈ります。

このゲストへのドラジェのプレゼントは５粒というのが一般的ですが、１粒１粒に幸福･健康･富･子孫繁栄･長寿の意味が込められています。

ドラジェの意味がわかっていると、結婚式に招待された時に、渡されたドラジェも意味深いものに思えて、より嬉しいプレゼントに感じられますね。

フーディング

ウエディングケーキのケーキカットのあとで、新郎新婦がおたがいに相手にケーキを食べさせます。

目隠しをして上手に相手の口の中に入れた方が、今後の結婚生活の主導権を握るという言い伝えがあります。

ウエディングブーケトス

結婚式の演出の中でも、絶対はずせないもの、それはもちろんブーケトス。

結婚式が終わって、ウエディングブーケを花嫁が独身のゲストに投げると、花束をキャッチした人が次の幸せな花嫁になるという、もうすっかりおなじみのウエディングブーケトスです。

中世時代に花嫁の幸せにあやかろうと、ウエディングドレスの端をちぎったのがブーケトスの始まりだそうです。

最近は、ウエディングブーケを結婚式の記念にとっておきたいという、花嫁さんが増えたため、ブーケトス用のちょっと小ぶりのウエディングブーケを、べつに用意することもあります。

また、ウエディングブーケも花嫁さんが投げるのではなく、ウエディングブーケにリボンを付けて、独身女性のゲストにリボンの端を引いてもらう、という方法も見られます。

ガータートス

花婿が花嫁の足からガーターベルトをはずし、独身男性にむけて投げる楽しいセレモニーです。

見事キャッチした人が次の花婿になれるというので、会場が盛り上がる！と最近人気の演出ですね。

結婚式で乾杯をするわけ

結婚披露宴で必ずあるのが、乾杯ですね。

乾杯のスピーチも、新郎新婦の幸せなスタートを祈ってにこやかに行われます。

ところが、この結婚式の乾杯は、実は最初はちょっと違った意味を持っていたんです。

それは、乾杯の音で悪魔を追い払うと言うことなんです。

悪魔は大きな音や騒がしい声、グラスを鳴らす音が苦手だそうです。意外とデリケートなんですね・・・。

結婚式の乾杯は、グラスを鳴らして悪魔を追い払い、花嫁花婿の幸せを祈ります。